言語の厳密な研究

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• 言語研究の歴史
  　　　→伝説から実証的研究・科学へ

• 近代言語学（基本法則の探求）
  • 音声学 phonetics
    
    • 音声を記述するための「音声記号」。

  • 音韻論 phonology
    
    • 発声される言語の「音声体系」を研究する。

  • 形態論 morphology
    
    • 「形態素」（意味の最小単位）を分析し、言語構造を研究する。
      
    • 一般に言う「文法」は、「形態論」と「統語論」にまたがっている。

  • 統語論 syntax
    
    • 句構造文法→句構造規則に従った文の分析。例１
      Phrase Structure Grammer

    • 変形生成文法→表層構造（surface structure）と深層構造（deep structure）。例２
      Transformational Generative Grammer

      →チョムスキー（Noam Chomsky）の理論（"Syntactic Structure"）
      →"John is easy to please."と"John is eager to please."の違い。

  • 意味論 semantics
    
    • 「形式と意味」「表現と意味」の側面からの言語研究。
      →伝統的な言語学的意味論。

    • 「言明と指示対象」の側面からの言語研究。
      →哲学的意味論へつながる。（フレーゲ、フッサールから分析哲学まで）

    • 「意味＝記号の用法」の側面からの言語研究。
      →記号論理学・数理言語学・人工知能へつながる。

    ※『詭弁論理学』Ｐ．１６４〜１６８『逆説論理学』Ｐ．１２６〜１４０

• 言語の哲学
  　
  • 経験論的言語観
    →「習慣」として習得される言語。

    　

  • 合理論的言語観
    →生得的な能力としての言語。